黒い軽油の正体


時々エンジンの掛かりが悪いと入庫したディーゼル車
何回か始動を繰り返す中、その症状がでて、まったく掛からない状態になります。
燃料フィルターの上部にあるプッシュポンプで燃料を送るとすぐ掛かるという状態です。

普通では燃料の詰まりと考えフィルターを交換します。
交換したところ、症状は変わりません。
次は燃料タンクを疑い作業の手順から燃料(軽油)を抜き取るのですが、ここで驚きです。

その軽油 下の容器のように透明であるはずが黒いのです。

黒い軽油はあろうはずがなく、燃料系に特に異常もなく原因はこの黒い液体ということで、
とりあえず新しい軽油を入れ替えたら調子が通常に戻ったのです。
黒い液体という事になればエンジンオイルの混入が考えられることから、
その経路は噴射ポンプであると想定。
そのポンプを駆動する軸にシールがあり、その不良ではと思うということに行きついた。
しかし、作業と部品を合わせると高額であり的が外れたら大変とばかり確実なデータを得る必要があり、
メーカーとかベテランの人達からも情報収集するがほとんどがありえない現象と言う。
しかし、その中で一人だけ同じ経験者がいてその方はポンプ不良の疑いに同調してくれました。

その可能性にかけ、噴射ポンプを交換することに。
外したポンプと新品のポンプを見てもオイルがポンプ内部に入り込む構造は見当たらないが、ここまで来たなら後に下がれない。
新品のポンプを取り付けて完成。様子見ですが、すこぶる調子が良く、軽油にも異変は見られず、問題は解決したことにホッとしながらも、何故が続く。

何故1 ポンプにエンジンオイルが流入するメカニズムが判然としない事
何故2 オイルがポンプに流入するのであれば、当然エンジンオイル量(レベルゲージ)が減ることになるのだが変化がない事

川崎


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