サービスの大先輩から前回のブログの内容が少し解りにくいと指導を受けました
ので再度ABSの解り易い説明を致します。
ABSの正式名称はアンチロック、ブレーキ、システム
アンチロックとはロックしない事でありこれにブレーキを加えるとロックしないブレーキ
となります。ロックしないブレーキとはいったい何かと言う事になるとややこしいが解
れば簡単です。
ハンドルを握っているドライバーは危険を感知すると本能的にブレーキを踏む、危険
度が増すと(恐怖)更に力強く踏む癖があります。このことでブレーキがロック(固着)
しタイヤの回転を止める為、いきなり回転を止められたタイヤは路面をスキーの様に
滑りだす、次にドライバーはブレーキを踏ん張りハンドルを切って本能的に障害物を
避けようとするがしかし、ロックしたタイヤはハンドルを切った事で直進性を失い車も
バランスを失いスピンしたり横転したりする。この現象の起きる前に一旦ブレーキを
踏み直すとかポンピングすると現象は緩和される
そこでそれを自動システムにしたのがABSであり決してブレーキの利きがどうのこう
のでは無くタイヤをロック寸前で空転させブレーキとハンドルをコントロール可能な状
態を保つ仕組みである。
以上大先輩からの指導を受けての解説でした。みなさん解りましたか