車の装備品のなかで絶対になくてはならない装備にワイパーがあります。
このところの全国的な豪雨のニュースを見てそう言えばワイパーは
いつからあるのだろうと思っていると、ある記事を見かけました。
世界で初めて自動車にワイパーが登場したのは1917年のアメリカだった
そうです。きっかけはまだワイパーが付いていないころのニューヨークで雨
の夜に事故を起こした車の運転手が二度とこのような事故を起こしてはいけ
ないと一念発起しワイパーを考案製品化したそうです。ただ、まだこの当時の
ワイパーは手動で運転席から手で動かすタイプの物だったそうです。視界は
改善されましたが実用性に問題があったため真空式で自動で動かすタイプ
の物も、後に開発しました。
1つの事故をきっかけに世界的な発明を成し遂げた人は現在のワイパーブ
レード大手トリコ社の前身となる会社を設立した人だそうです。そして現在の
ように電気で動くようになったのは1920年代半ばで開発したのはみなさん
も良く見聞きするロバートボッシュです。それから何十年もたった今ワイパー
は劇的進化をしています。ガラスの曲面化や高速化への対応や空力や車の
スタイリングにも対応してきています。
そして現在はレインセンサーにより雨の量を感知し自動で作動するタイプもあ
り、またウオッシャーも現在はノズルから噴射する物が一般的ですが一部高級
車ではブレード本体に小さい穴がありそこから噴射する新しい発想のブレード
も採用され始めているそうです。1つの事故をきっかけに開発され劇的進化を
遂げてきたワイパー製品これからまたどんな進化をするのでしょうか
サービスマン一同