八月になり、一気に夏になりましたね! 暑くなると増えてくる修理はエアコンが効かない
とかですが、今日はエンジン不始動について書きたいと思います。車は13年式のHA23S
のアルトです。もう18年前の車となります。担当セールスがお客様のお家から積載車で
積んできて、車を降ろし、エンジンを掛けてみた所、セルモーターは元気に回ります。
元気に回るってことは、バッテリーも大丈夫です。テスターにてバッテリー診断
しましたが、良好。本題のエンジンの点検に移ります。まずはイグニッションコイルを
外し、火花が飛んでいるか確認。3本ともおうけいです。続いて、エンジン圧縮を計りましたが
3か所全て基準内。年式の割にはしっかりしてます。火花、圧縮ときて最後は燃料です。
エンジンのところにきてる燃料ホースを外し、コサカにエンジンをかけてもらい確認したら
ええ、燃料がきません><こっからなぜ燃料がこないか調べます。まずは一番怪しい
燃料ポンプを調べます。キーをオンにした時に、ポンプまでは電源がきてます。
では、ポンプ自体の不良か?年式的にダメになってそう。ポンプ自体にバッテリー電源を
繋いだら、ポンプはうごきました。じゃあなんだ? 配線は4本きているぽい。
一つはポンプ、もう一つは燃料メーターだ。電源はどちらもきてるのでアースを疑ってみた。
メーター側のアースは、ボデーアースと繋がってる。しかしポンプの方はアースが繋がってない
むう、アース不良な予感><ためしにメーターのアースをポンプに繋いでみた所、ポンプが
動き出した。もうアース確定だ。ここからは、配線図とにらめっこ><
どうやら、運転席シート下に集合しているみたいだ。イスを外し、カーペットをめくったら
ポンプのアースだけが断線してるではないか><断線を直し、エンジン始動!ええ 元気よく
エンジンがかかりました!!無事終了です。配線の断線は目に見えるところだとすぐですが
隠れてるところだと、辿っていかなければなりません。ここで、サーキットテスターが必須
なのですが、自分専用がほしいなと思ってたら、工具屋さんがこれセールだよ!って
買っちゃいました!!赤いカバーがなんか専用ぽい感じがしますw
これからはますますテスター使用率が高くなると思いますので、どんどん使っていきたいです。
ではでは! サービスセキガミでした。