こんにちは。寒くなって雪が降ったり、気温がぐっと上がってみたり。体調管理に気を付けないといけませんね。予防大事です!!
今回は、エンジン不始動の修理です。
キーを回してもエンジンがかからない・・・色々な要因が考えられます。燃料関係が悪かったり、エンジンの部品、センサー関係、電気に関係するものなどなど・・・
故障個所を絞っていくために順番に点検していくのですが、電気関係を疑ってヒューズボックスから点検していきました。車両には沢山のヒューズがついていて、エンジン始動に関係するものも色々あります。
確認していくとECU(エンジンコントロールコンピューター)のヒューズは飛んでいました。通電していない状態です。これではECUが働かずエンジンがかかれない状態になっていました。
とりあえず新品のヒューズを入れて始動してみるとかかりました。原因はこのヒューズです。ですがしばらくしていると、また止まってしまいました。またヒューズは飛んでいます。となると、コンピューターが悪いのか、そのヒューズに関係している配線の不具合です。配線といっても、調べるのには何十本もまとまった配線から、ECUのヒューズに関係している何本かの配線を調べていくことになります。なかなか時間のかかる作業です。振動でどうやら症状が出るみたいだったので、エンジンルームの配線の確認をしていきました。
すると一部の配線に手をかけたら、症状がでてヒューズが切れました。その部分を見てみると、配線を保護しているチューブが擦れ、金属部分に配線が接触。ショートしていることがわかりました。
長い間エンジンの振動で配線と金属が擦れ、配線がむき出しになってしまったようです。この部分を絶縁テープで保護しなおし、少し隙間を開けるように修理しました。
配線のショートや断線など見つけるのが大変な作業なので、無事完了して一安心です。
サービス Shimotomaiでした。