強化ラジエーターに変える理由とデメリット


皆様こんにちわ~。桜も咲き気温も二桁安泰ですね。だんだんにあったかくなってきました。夏タイヤに変えるお客様も増え、私も段々に変えないとなと考えております。さて、気温が高くなってくるにつれて車にはちょっと負荷がかかるわけです。そんな中冷却水を冷やすためにラジエーターという部品がついているのですが、今回はそれについてちょいと触れたいと思います!

まずラジエーターとは、車の前方(バンパー内)に取り付けられたエンジンの冷却装置です。正確にはエンジンを冷やすための冷却水を冷却するための部品です。ラジエーターは何本も細いチューブが通っており、チューブとチューブの間にはフィンと呼ばれるヒダが付いています。要するにヒートシンクみたいな物ですね。フィンに風を当てることで熱交換され、チューブの中を通る冷却水を冷やしています。またラジエーターはアルミ、銅、真鍮等で作られています。

強化ラジエーターとは、、チューブが二層や三層に増えていたり、純正よりも風を当てる面積を増やしたラジエーターです。これにより、より冷却効果が高まるのでスポーツ走行向けのラジエーターと言えます。

強化ラジエーターのメリットは何と言っても冷却効果です。純正よりも冷却効果が高いため、チューニングしたエンジン等には絶対に必要な部品になります。またアルミ製は軽量化にも繋がるためハンドリング等の運動性能アップに貢献します。

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もちろんデメリットも存在します。二層、三層とチューブを増やしているために当然冷却水の量も増えます。するとせっかくラジエーターが軽くなったのにも関わらずに冷却水が増えたせいで逆に重量アップになる場合もあります。また闇雲に強化ラジエーターにしてもオーバークールになりがちです。オーバークールはオーバーヒートの逆で、水温が上がりきらない症状です。オーバークールになればしっかりと燃焼しないため、パワーダウンに繋がります。

という感じで、ドレスアップや自己満足、見栄などの理由でむやみに交換するとこういったデメリットも起こりかねるわけですので、必要な方のみ交換をおすすめします。シビアな運転をする方におすすめですね。

さて今回はラジエーターについて触れてみました。スポ車等に搭載されていれば、おぉぉ!ってなるような部品の一つなので、私も純正ラジエーターを駆使して、ダメになったら考えてみたいと思います!

さて今回はこの辺で。                            ℠:ハタケヤマ

 


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