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春先に多い修理内容です!


少しづつ暖かくなりsun車検で入庫した車両に多く見られるようになった修理がドライブシャフトブーツ交換です。写真はこちらcamera

ブーツ (640x480) (380x285)黄色丸の中が裂けたブーツです。

どうして春先になれば裂けるかと言いますと、ブーツの資材はゴムなので熱い夏から寒い冬が終わり伸びたりちじんだり、柔らかくなったり硬くなったりの過酷な条件におかれかなり痛めつけられます。そして冬場は下回りに入り込んだ雪が固まりブーツにあたり裂けると言う訳です。夏場は異物があたると言うことがほとんどありません。ブーツが裂けると中のグリースが飛び出し潤滑機能が失われハンドルを切って曲がる際にカタカタ、コトコトと異音が出るようになりますwobbly

アップ2 (640x480) (380x285)これが飛び出したグリースです

発見が遅れると修理ではなく交換になりだいぶ出費が多くなります。もう少しでタイヤ交換の時期になりますが、車屋さんなどで交換される場合はスタップの方が気が付いて教えてくれると思いますがご自分でなされる方タイヤをはずしたらすぐに交換するのではなくてタイヤハウスの中をちょっと注意深くみてくださいグリースが飛んでいたら要注意です。早めに気が付き早く対処すれば交換部品が少なく済みます、これもひとつのエコ環境にやさしい取り組みなのではと私は思います。

サービスマンK


実際にやってみないと・・・・・


シーズン真っただ中の除雪機の点検ですwrench点検の時期は雪が全然なかった為、各部作動点検し消耗品の確認をしてオイル交換、各ベルト類はヒビが入っていた為全数交換しプラグの交換、各部ボルトのまし締め、グリスアップで作業は終了happy01と思っていたら、雪が降りましたsnowさっそく試運転除雪の状態はどうかな?と思っていたら最初は順調だったんですが、だんだん雪の量が多くなってきたら急に雪が飛ばなくなり・・・あれ・・sign02と思いローターを確認したらメインのシャフトは回っているのにローターは全然回っていません・・なぜ?・・もしかしたら・・ばらしてみるとやっぱりwobbly

全体
ローターを回すギヤが思いっきり削れているではありませんかcoldsweats02

ギヤ
本当は黄色の線の様に四角くなっているのが普通です真ん中が思いきっり削れていますsad

ギヤアップ
ギヤのアップです。原因はシャフトを支えているベアリングが一個破損していてガタガタの状態でした。その為ギヤとギヤがうまくかみ合わず削れたようです。実際の雪で試運転がやっぱり必要だなーとつくずく思いました。

サービスマンK


危うく診断ミス!


エンジンの回転数が上がったり下がったりでエンジンが不調だと言うことで車両が入庫しましたcardash

お客様から聞いた所エンジンチェックランプも一度か二度点灯したとのことflair試運転してみるとエンジンの調子は良くエンジンチェックランプの点灯もありません。症状を確認できないな~と思っていた所エンジンチェックランプが点灯しましたflairすぐさまテスターを繋ぎ故障個所を診断した所O2センサー不良とでました。部品を注文する前に先輩に確認したところ、たしかにO2センサーも不良だがお客様の言っている症状とその部品が不良の場合の症状は合わないと言うことでしたbearing先輩から過去の故障歴も確認したのかsign02と言われ

あ・・そういえば、再度テスターで確認したところVVT不良とでました。先輩に確認した所その故障だとお客様の言っている症状とあっていると言うことでした。目先の故障箇所に目が行って確認もせずに判断して失敗する所でした。自分もまだまだ勉強が足りないな~と思いましたcoldsweats01

IMG_2176作業中のS君
早く先輩のようになれるようがんばるぞsign03

サービスマンS


ポータブル発電機は保管に注意!


今回は震災以降発電機を使用していなくて使おうとしたらエンジンがかからないcoldsweats02と言う故障を紹介しますsoon

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発電機はこちら、家庭で使われているポータブルタイプです。しばらく使っていなくていざ始動しようとしていくら頑張ってもエンジンがかからないdashweepと言うことでお客様が持ってこられました。症状を確認したところガソリンが全く入っていないような感じです。ばらしてみたらwrench

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キャブレターのガソリンがタンクからはいる通路がふさがっていましたこれは、長期保存時にガソリンが腐食しかすがたまることから起こります。そうですガソリンも・・くさる・・のです。

では、どうすれば長期保存時にこの現象を防げるかと言いますとキャブレターからガソリンを抜くことです

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ガソリンタンクからキャブレターに行っているコックをまず締めます。そして丸印がキャブレターですが

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キャブレターの下の丸印の中の10ミリのボルトを緩めるとキャブレターに溜まっているガソリンが抜けます。キャブレターの中のガソリンをからにすることによって腐食から守るのです。1~6ヶ月位ならそのままでもOKですが1年以上エンジンをかけないのなら必ずガソリンぬきを行って下さい。そうしないといざ必要な時にエンジンが始動しなくて使い物になりませんよgood

サービスマンS


これからもがんばります!


先週のブログのつづきですsoon

上司に報告したところ作業手順などその時の状況をいろいろと聞かれましたが自分にはミスがなかったと判明しほっと一息ですcoldsweats01

今回の事例の原因は金属疲労だと思われると言う判断でした、普通に作業していればwrench絶対に折れる所ではないのですから自分は間違っていないと自信を持って言えます   は~よかったhappy02

ところで、この部品の請求はどうすればいいのでしょうと恐る恐る出したところ・・お客様が壊した訳ではないしN君ミスを犯したわけでもないので今回は会社で処理しますと寛大なお言葉weep正直に報告をしてほんとに良かったgood

作業をしていればこんな事もありますが自分の技術力アップのためにもこれからもいっそう頑張りますup

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作業中のN君ですshine

サービスマンN