お客様から走行中に変な音がして車が急に走らなくなったとの修理依頼がありました
マニュアル車でギヤは入る手ごたえはあるとの事でしたのでクラッチすべりかなと判断してとりあえず部品を発注しておきましたがいざ入庫して見ると、症状が変です
1・2・3・バックギヤでは全く走りませんが4速ギヤだけは繋がります、クラッチすべりの場合はすべてのギヤで繋がらないはず
4速ギヤはエンジン回転と直結のはずなのでこの症状はミッション不良と判断しバラシてみました

そしてその先をバラシたらやはりギヤがけずれていました
黄色丸の中は本当ならギヤとギヤがかみ合っているはずです、左側のギヤは削れて全くありません、原因としては最初にメインシャフトのベアリングが破損してギヤのかみ合いがずれた為に削れたものと考えられます。最近はオートマ車が主流になりマニュアル車が少なくなって来たためになかなかお目にかかれない故障かもしれません、新入社員のY君も興味深く見ていましたよ
サービスマンS





そのバルブ本体の作動部が折れていると言う珍しい症例でした。こうなればヒーター本体を取り外さなければならないため大作業になります。ここまでバラスんですよがんばれ


年に何回か見かけますパチンコ玉やボールペンなどなどいろんなものが・・・・・みなさんも気を付けてください吹き出し口からはけっこう入るものですよ
の季節をむかえますがこのところの異常気象
で局地的に雨が降るゲリラ豪雨で道路のいたるところに水たまりがすぐにできてしまいそこを通過するさい、途中で止まるのが怖いため勢いをつけて通過する方を見かけますが、この方法間違っていますよ。勢いをつけて水たまりに入ったためにエンジンの上部まで水がかかり電気系が不良になりエンジンが止まる現象がでてしまいます
特に軽トラックや軽のワンボックスに多くみうけられます。どうして、軽に多いのかと言いますと.エンジンの取り付けられている位置によるものです。ほとんどの場合車体中央か後部に取り付けられているため前側で跳ねあげられた水が後ろ側にかかってしまうからです



エンジンが始動しません。こうなった時の対処法としては、キャップを取り外してウエス等で水分をふき取るのが一番ですが、実際に現場ではそんなことはできませんので安全な路肩に車を止め20~30分位セルを回さずほっておくとエンジンの熱で水分が蒸発して再始動できます
やってはいけないことは無理やりエンジンをかけようとして何回もセルモーターを回すことです
水たまりを横断する適切な方法としましては、出来れば入らないで違う道を通るのが一番ですが、どうしても通らなければいけない場合は低い速度で一定のスピードを守り水しぶきをあげないようにいっきに渡ることが大切です。あと
タイヤが三分の二以上隠れるような深さの場合は絶対に入らないでください、エンジンが水をすってエンジンを最悪の場合は破損させてしまいます。以上のことに気お付けて安全な走行に心がけてください。


