今週はバックホーのキャタピラー交換をしました
ゴムのキャタピラーの歯車がかみ合う部分が劣化してはがれてしまっています。こうなればまっすぐに前に進むことも困難になります
新品と比べると当然ながらこんなにも違いがあります。古くなって走らなくなる前にぜひ交換をお勧めします。
サービスマンS
今回の修理はニッサンキューブのエンジンチェックランプ点灯修理です。
お客様に聞いたところ2~3日前までは点灯していたが最近は点灯しなくなったということでした。連休で遠出するので心配ということでの入庫です。
早速テスターで故障コードを呼び出して見ると
コードからすればこのセンサーですがそんなに過去故障事例がありません。そこでカプラーを揺らして見るとどうかなと表示をグラフ表示にしました
ごらんの通り信号が時々とぎれます。これだと思いチェックしてみるとカプラーの接触不良に間違いありませんこの箇所を修理して再度揺さぶっても出ないためOKとしました。このセンサーのカップラーはエアーエレメントやプラグを点検、交換するときに外します、たぶんそのときにしっかりと接続されていなかったのが原因です。お客様に原因を説明するとそういえば2週間ぐらい前にスタンドでエンジンルーム内の点検をしてもらったと言うことです。エンジンの振動で症状が出たり、出なかったりを繰り返したいたようです。それにしても原因が分かって良かったこれで安心して遠出が出来るとお客様は一安心でした
サービスマンK
みなさん何年か前から点検、車検にだしても交換部品のなかに点火プラグが見られなくなった事に気が付いていましたか?2000年代前半から各メーカーが新車時に長寿命タイプを採用し10万キロまで交換不要としたためです。ですが、最近は低燃費車、アイドリングストップ車、ハイブリットカーなどエンジンを頻繁に始動したり、停止したりするエンジンが増えてプラグへの負担がだいぶ多くなってきました。実際に現場で作業している我々サービスマンからすると確かに10万キロをまたずにプラグの不良が原因でエンジン不調になる車両もみうけられるようになってきました
そして、これがエンジン不調になり交換したプラグです
(写真は説明の為の一例です)
左側は適切な燃焼が行われずススで真っ黒くなった状態で右側はガイシが摩耗して適切な火花が飛ばなくなった状態のプラグです。どちらにしてもこの状態で使用すれば適切な燃焼が行われず燃費が悪くなる、ガスが濃くなり環境に悪い等の問題が起こります。特に最近はガソリン代が上がりみなさんも大変ビックリしていると思いますがせっかくの低燃費車ですからその性能を100%発揮する為にプラグを含めた消耗品の定期点検、早めの交換が必要になってくると思います。そうすることで低燃費を維持できてそれが環境汚染問題にも繋がる1人からでもできるエコなのではと思います
サービスマンK