月別アーカイブ: 2020年5月

適度な締め具合!


みなさんこんにちは。こんばんは!

サービスの小坂です

皆さんはゴールデンウイークはいかがお過ごしだったでしょうか?今年はコロナの影響でほとんどの方がご自宅等で過ごされたかと思いますが今は我慢の時ですので耐えてこれから訪れるだろういい事を心待ちにしながら頑張りましょう

さて今回は、タイヤ交換について紹介したいと思います

今年は暖冬の影響か例年よりタイヤ交換の始まりが早かったように感じます

早い方では3月の中旬頃に交換されたお客様もいらっしゃいましたが現在も毎日何台かは予定が入っていますので結構長い期間になっております

タイヤ交換は自分で作業されるという方も多いですがその際に注意していただきたいポイントの1つとしてナットの締め具合があります

ナットは強く締めればいいというものではありませんたまにレンチにパイプを掛けて締めたり足でグイグイ締め付ける方がいらっしゃるようですがそれは間違いです

締め付けすぎると次回外すときに

このようにハブボルトが折れてしまったり、外れたとしても

このようネジ山が潰れてしまって使い物にならなくなってしまうという事例が毎回必ず何台か発生しています

こうなってしまいますと交換となりまして余計な出費となってしまいますのでご注意ください

1番はトルクレンチを使用して締めていただくのがいいのですが、持ってない方がほとんどかと思いますのでその場合は当店にお越しいただければ締め具合を点検いたしますのでお気軽にお越しくださいませ

サービス kosaka


ワゴンRのマニュアルミッション修理です。


最近はオートマミッションの車両が多く故障すると中古かリベルトミッションに交換と言うのが一般的になりました。マニュアルミッションが多い時代はすべて脱着しオーバーホール修理した.ものですが、最近はやらなくなりましたね!。作業効率を考えると確かに交換した方が作業時間が早いのですがどうしても部品の値段が高額になります。そこで今回はお客様と相談の上、少し時間がかかっても安くやってほしいと言う事で修理依頼を受けました。症状はミッションサイドデフシールからのオイル漏れです。シールを外したらサイドベアリングが破損していることに気が付き今回の修理になりました。

〇の部分が今回破損していたベアリングです。バラスとこの通り

ベアリングのボール部分がバラバラに破損しています。ミッションのオーバーホールはただ組付ければいいと言うものでは無く各部の調整など細かい部分がありそれが取り付けた後のシフトの操作具合であったり、キアの入り具合であったりに影響するのですごく気を使う作業ですが今回も無事作業は終了しました。

                            サービス課 kawasaki

 


フロントブレーキパッド剥がれ


皆さんこんにちは!コロナウィルスによる活動自粛によって、あまり外出することができない連休になっていますね自分も軽くドライブはしたけれども、毎日ゲームしたり掃除したりして休みを過ごしていました。緊急事態宣言も延長されまだまだ気が抜けない日が続きますが健康には気を付けていきましょう!!!

連休前にやった作業で会ったことなのですが、走行中に異音がするということで点検した車で、走っているだけで金属がすれるような、危ない感じの音がしていました

ブレーキが固着してしまったりしているのかなぁと思い、リフトアップして点検してみると

ここまでなっているのはなかなか珍しいです

ブレーキのキャリパーも固着してしまっていたので、おそらく固着してしまったことによってブレーキのパッドが損傷してしまい、はがれてしまったのだと思います。

ブレーキが固着してしまうと、走行に支障をきたすだけではなく、トラックや大型のバスなどだとブレーキが引きずることにより熱を持ち、そこから発火してしまうような事故にも発展することになるので十分な注意が必要です

車は、走る、曲がる、止まるが三つの要素としてあるので、その部分が一つでも欠けると重大な事故につながると思うので、車の定期的な点検をして、自分たちの健康だけではなく、車の健康にも気を付けていきましょう!

サービスマン 野口でした!!!


より安全性向上の世の中へ🚙


5月に入り桜も見頃を迎え散り始めていますがコロナ感染防止のため外出自粛、特に車での移動が制限されていて道路の混雑はほぼ見られない状況です。このような時だからこそ安全運転の心掛けが必要だなとあらためて思いました。

安全関連で、ふと思ったのが昨日5月1日は今から26年前にF1レース中の事故でレーサーのアイルトン・セナが亡くなった日でした。

中央がアイルトン・セナ氏

 

80年代後半から90年代前半にかけて絶大な人気を誇っていたF1ドライバーで当時、最も人気のあったドライバーがトップを快走中に事故死するという衝撃は、モータースポーツ・ファンだけでなく、普段レースとは縁遠い一般の人々にも大きな悲しみを与えた出来事だったのを鮮明に覚えています。彼の死後不世出の天才の死を教訓にしてF1は様々な改革を行いました。5月1日は悲しみの日であると同時に、F1が安全性を一層向上しようと決意を新たにした日でもありました。

一つはコースレイアウトの改善です。

実際の事故シーン        赤線が改善されたコース図。

高速コーナーだった部分にシケイン(クランク状の曲線)を設けハイスピードによるコースアウトとクラッシュを防ぐのが狙いです。またマシンのエンジンの出力に制限をかけ、コーナーリング速度を落とすために空力に関してさまざまな規制を設けました。

またドライバーの頭部周辺の保護にもさまざまな対策が導入されました。96年からコクピットにヘッドプロテクター装着が義務化され2003年にはHANS(頭部及び頸部保護)が導入され急減速しても頭部が前方に投げ出されないよう固定する安全装置としてドライバーの安全保護に役立っています。

F1は走る実験室であると本田宗一郎氏が語っていたようにF1で採用された装置や機械が市販車にフィードバックされているように安全面でも様々な機械装置が近いうちに新たに採用される日が近いかもしれません。

今年は世界的にコロナの影響がでていてF1事態まだ開催されておらず厳しい状況が続いています。そして今イギリスに本拠地を構えるチームのエンジニア達が新型コロナウイルス感染症の重症患者の治療に使われる新しい医療用人工呼吸器をF1以外の企業と協力して開発すれば、イタリア・チームのフェラーリも人工呼吸器用バルブと、防護マスク用の接続部品の生産を関係する企業との協力を開始したとの事です。一見別分野とも思えるのですがレース活動以外でもチームやメーカーがコロナウィルスと戦っています。私たちもこうした医療従事者たちに敬意と感謝をしなければなりませんね。

写真はウィキペディアより引用

一日も早く終息する事と再び平和な世の中がくることを願います。

サービス クドウA