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段差でガタゴト


皆さんこんにちは、こんばんは

サービスの小坂です。コロナの方も大分落ち着いてきましてプロ野球の開幕日も決定しましてだんだんと普段の生活が戻りつつありますがここで油断しないで基本的な対策は今後も持続させていきたいと思います

さて今回は最近何件かありました下廻りの異音修理の内の1台をご紹介したいと思います

今回の車両はトヨタのbBで型式はQNC20になります。入庫してまずは試運転をしたところ左前から段差を超える際に突き上げるような大きな音がしました。そしてリフトアップして点検を開始した所まず目に入ってきたのは左前のフロントショックのオイル漏れでした

このように全体的にオイルがべったりな状態でしたのでこちらは交換となります。今回は中古品を使用してストラットアッセンブリ交換という形にしました

次に気になったのはステアリングギヤボックスのガタです。タイヤを左右に振ると結構大きめにガタついていてハンドルを振ってもそのガタつきが分かるほどのレベルでした

こちらのステアリングギヤボックスはリビルト品を使用することにしました

まずはハンドルの位置がずれないように固定して運転席足元に潜り込みカバーを外すとステアリングシャフトとギヤボックスとの連結部が見えてくるのでその部分を外して次に車の下からギヤボックスを外します。

そのままだと狭くて外れてこないので少しメンバーを下ろして外しました

付けるときはこの逆の手順で取り付けてサイドスリップ等を調整して終わりとなります

音というのは異常を判断するうえで重要なポイントなので気になることがある時は早めに点検に出してみるようにしてください

サービス kosaka

 


ハンドルが振れる点検


こんにちは!!!最近になって急に暑い日が続いていますね!新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除されて少し日が経ちましたが、東京や福岡では感染者が増えていて、まだまだ自粛は続けなければならないんだろうなぁと感じますね。みなさんも不要不急の外出は自粛をしてウィルスに負けないように乗り切りましょう!!

先日、走行時にハンドルが振れるといった内容で点検させていただいた車がありました。普通にまっすぐ走行しているときにはそこまで気にならないけれども、カーブを曲がる時やブレーキを踏んだ際に症状が出やすく乗っていて怖いとの事でした

実際に走行してみると、確かにブレーキを踏んだ時にハンドルがかくっと持っていかれるような感覚があります。それに少しごつごつとした感じの異音も、、、

そしてリフトアップしてみると

この部品はフロントの足回りの部品で、ロアアームという部品なのですが、新品と比べると明らかに、一か所壊れているのがわかると思います。

これはタイヤを下側から支えるようについている部品なのですが、このゴムの部分が抜けてしまっていることで、走行してブレーキを踏むと壊れているロアアーム側のタイヤが後側に少し動いてしまっていました

それによってハンドルにも少し影響が出てしまっていたんだなぁと思います

新品の部品に交換させていただき無事に症状も改善されたので、お客様にも安心して乗っていただくことができました

故障によっては本当に大きな事故につながることもあるので、県をまたいでの遠出はほどほどに皆様もドライブを楽しんでください