こんにちは!!!今年も残すところあと数日となりましたね。 一年が過ぎるのがあっという間すぎてびっくしりますね(笑) ついこのあいだお盆休みが来たような気がするのに、年末です
今年一年の自分が携わった修理を振り返ってみると、エンジンの不調の修理にかかわることが多かったような気がします。そして、悩まされることも多かったような、、、
その中でも、ダイハツのKFエンジンを積んだ車のエンジン不調の修理が個人的には多かったような印象で、症状的にも、珍しいような症状の不調にかかわることが多かったような気がします。
その中でも走行時エンジンの回転数が上がりハンチングを起こして、ブレーキの効きが悪くなるといった不調がありました。
この時にも、エンジンの不調の原因となりそうな箇所をいろいろと点検しました。ハンチングを起こしてエンジンの回転数が高くなるということで、エンジンに取り込む空気が余計に吸い込んでいるのではということで、点検を進めていったことを覚えています。
部品を外して点検をしてみたり、コンピュータをかけて数値を見てみたりとやりましたが、なかなか原因を特定できなかったです
最終的な結論は、エンジンのVVTのコントロールバルブの不調でした。
現在のエンジンの多くは、燃費の向上や、排出ガス規制に適応させるため、加速時などの負荷がかかる走行をした際の出力の確保などのためにほとんどの車に、可変バルブ機構というものを使用しています。
簡単に説明すると、エンジンのカムシャフトという部品を介して、エンジンに取り込む空気の量を変化させるために、エンジンの空気を取り込む入口となるバルブを開く時間を変化させて、エンジンの回転数や走行状況に適した、空気の量を確保するための仕組みです。
この機構の中で空気を吸う側のカムに油圧をかけて、角度を変化させているのがオイルコントロールバルブという部品になります。
エンジンに供給される空気の量に異常が、、、という読みの元点検を進めていき、結果的にはオイルコントロールバルブの不良によってこのVVTの機構に不具合を生じて、エンジンの不調を出していた!!という結論でした。
エンジンの不調を一言にいっても、原因は様々だなと感じることが多かった一年でした。
今年の修理を糧にして、来年もしっかりやっていこうと思いました
以上 サービス 野口でした。