今日は、トヨタパッソのABSチェックランプ点灯について書きたいと思います。
お客様から メーターの警告灯がつきっぱなしだから点検してくれと来店いたしまして
メーターを見てみたら、たしかに点灯してます。
写真では、全部の警告灯が点灯していますが、今回のチェックランプはメーター真ん中の
ABSと書いてあるやつです。他の警告灯については 後日書きたいと思います。
さてさて、このチェックランプを点灯させている原因を見つけるためには、診断機を使い
コードを読み取ります。読み取った結果、左後ろのスピードセンサーが断線とでました。
データストリームで各センサーの数値を読み取るために、テスターを繋いだまま、
走行試運転に。たしかに左後ろだけ車速の数値があがりません。ゼロキロのままです><
リフトにあげ、空転させてみても、左後ろだけゼロキロのままです。さてここからが
大変です><単純にセンサーが断線してれば、簡単なのですが、点検したところ
断線してないぽいです><こうなれば、長期戦になりますので、お客様に代車を
お出しして、じっくりと取り組みます。まずはセンサーの先 コンピューターにつながる
配線を調べていきます。ついに発見!助手席の足元脇にセンサーの配線がきてるんですが
ここで中継をし、ABSノコンピューターに繋がります。その中継する所が
写真の左にあるやつが中継するところで手にもっているのがカプラーです。
カプラー下側の所が腐食していました。
中継する側のカプラーがささるところです。なんか水が入った感じですね><
写真は助手席足元脇です。水がどこからかはいってきているみたいです。廻りのカーペットも
濡れています>< 結局、雨漏れを直さなければ 新品部品に交換してもすぐにダメになります。
なので、部品の見積もりを聞きつつ、雨漏れしている箇所を探します。
水を屋根からかけていると、ボデーを伝って水が入ってきます><はいってきてもなかなか
浸入場所が特定できません>< 屋根の両サイドを走っている黒いルーフモールを外して
点検したみたら、屋根の前側 フロントガラスのすぐ後ろのモールにヒビを発見!
そこをシーリングし直してみた所 ええ 雨漏れは止まりました! 運転席側も見てみたら
まだ雨漏れはしてなかったですが、同じように、ヒビ割れしとったんで、こちらも
シーリングし直し^^ 無事、部品も届き交換し、試運転!車速が全輪はいるようになり
チェックランプもつかなくなり、無事納車です。いやあ 故障探求は大変ですが
原因が分かった時は、とてもうれしくなります。車のパーツの故障は単純にそのパーツが
悪い場合と今回みたく、他の原因で悪くなることもあります。これからも時間はかかりますが
納得いくまで、原因を追究していき、安心してお客様に乗って頂けるように頑張りますので
これからもどうぞよろしくお願いします。 ではでは! サービスセキガミでした!!