一ヶ月前にオイル交換をしたお客様からエンジンを始動しようとキーを回しても
セルモーターがぐぐといったきり回らないと言う連絡がありました。電話で連絡を
取り詳しく内容を聞くとバッテリーが弱っているようでもなくやはりセルモーターか
なと思い積載車で引取に行くことにしました。現場について確認するとなんかセル
と言うよりもエンジンがロックして回らない感じがします。エンジンロックと言います
と原因は、オイル切れとオーバーヒート等考えられますが、オイル交換は一ヶ月
前にやったばかりですがとりあえず確認してみると、ゲージに全く付きませんおや
と思い、オイル漏れかと思い下回りを確認するとオイルエレッメント付近に、にじみ
がありますよ~くみるとなにかをぶつけたあとが・・・・・ 黄色まるの中がそうです。
回りにオイルが飛び散っていない所をみるとぶつけてからそんなに時間が経って
いないようです。本人に確認してみるとそう言えば2~3日前に何かにあたったか
も・・・・と言うことでした。やはり原因はオイルエレメントをぶつけそこからオイルが
滲みだしオイル切れによるエンジンの焼き付きが原因です。でもこうなる前に必ず
オイルチェックランプが点灯したはず、それに早く気が付いていればなと思いました。
みなさんもこれが点灯したらすぐに整備工場で点検してもらってください。
サービスマンnakamura
質問ですが、どうしてそんな所にエレメントがあるのですか?今年は雪のためしょっちゅう車の腹をぶっつけていましたが、そんな事になると不安ですよね。
軽トラや軽のワンボックスはエンジンがフロアーの下についている為にどのメーカーでも大体同じ様な位置にオイルエレメントは取付てあります。ただ、構造上前進でも後退でも重要な部分はメンバーと言う柱に守られていてその部分が先にぶつかり重要な部分を守る構造になっております。ですから今回のケースはまれな事例といえますので普通に走行していれば大丈夫ですよ。