皆様こんにちわ~。随分涼しくなったと思ったら、ここ2日くらい30℃近い気温になってしまいました。残暑というやつでしょうか。予報を見てもちらちら気温が高い日があるようで、その都度対策をしっかりとし、体調管理に気を配りつつ、仕事をしていきたいと考える今日この頃。
さて今回は私自身あまり見たことの無い壊れようの車両を紹介します。
まず、車両はミニキャブ軽トラです。ちょっと古いように見える17年式くらいでしょうか。お客様曰く、クーラントが漏って水温が上がったとの事でした。そしてオーバーヒート気味になり、マフラーからはなぜか白い白煙を吐いていました。とりあえずシート下にエンジンルームがありますので、一番疑わしいサーモスタットを見てみようとの事で、覗いてみたら、、、

↑のような感じになっており、若干サーモケースが緑っぽくなっていると思います。正直ここまではよくあるクーラント漏れのように思えます。そしてサーモスタットを取り出してたら。

ちょっと見えずらい写真ですが、真ん中を通っている細い棒があるのですが、それが折れ曲がってしまい、完全に位置が固定ささってしまっています。これだとサーモスタットの役目を全く果たせません。早急にサーモを変え、オイル交換をし、エンジンはある程度問題なく乗れるレベルまで治ったと思います。あまり見たことの無い故障の仕方だったため、ある意味勉強になりました。冷却水関連は、放置しておくとエンジン本体の故障を引き起こし兼ねないので、見れる範囲でいいのでしっかりとチェックして走行することを心掛けてほしいと思いました。
サービス:ハタケヤマ









右上のボルトが伸びてるのがわかるでしょうか?
新品と並べると2~3mm伸びてます
今回はたまたま綺麗にナットが外れてくれましたが、ネジ山の間隔が伸びてナットとのかみ合わせがおかしくなって大体外す時に折れてしまいます。乗用車だと十字レンチで両手で力いっぱい締めると多分締めすぎです。50センチのレンチで20㎏くらい30センチのだと33㎏くらいでOKです。十字レンチだと両方に力が加わるのでその半分ずつでいいことになります。タイヤ交換を毎回自分でするなら、自動車用品を扱っている店にタイヤ用のトルクレンチも売ってますので、できれば買って使ったほうがいいと思います。ボルトが一本折れたらそれ以上修理代がかかることが多いと思います。時間もかかりますし。タイヤ交換自分でしてるとゆう方は考えてみてください。ではまた~。