学習装置に学ぶ


とうとう、直ってしまったアウディA4の不調です。

今や快適な状態になったその原因を探ってみました。

ユーザーからエンジンの吹けが悪く、乗りづらいという依頼で入庫。

試乗してみると低速から加速するとターボラグに似た症状で一瞬だけ吹けが悪い所がありました。しかし、意識しないとわからない状態でもあり、まずは専用のボッシュ故障診断機をあてることに。しかし、異常コードは発見されず、お客様にターボラグではないかと説明し、もう少し様子を見てみることとしました。

数日後、調子が悪く乗っていられないということで再入庫です。

なるほど、最初の症状よりひどい状態でさらにギヤシフトアップにも異常が感じられ、バックギヤまで空転したりとメチャメチャな状態でした。ボッシュで診断したら、明らかにミッションに異常コードが現れたのです。整備マニュアルではミッションに内蔵されているコンピューター不良で交換の指示である。簡単にいうもののとてつもない部品金額に仰天したのでした。

しかし、ここは冷静に過去の経験を辿ってみると、似たような症状のベンツA4とアルファロメオがありました。たぶん今回も同じと確信し、しばらく自分でこのアウディを運転することにしました。

できるだけノーマルな運転操作を心掛け、アクセルを静かに開け、スムーズなエンジン回転をキープしていると症状が良くなっていくのがわかり、正常を取り戻したのです。それは搭載されている学習装置のプログラムが生きてきたのだと思います。

最近ほとんどの車に搭載されている運転学習装置ですが、ドライバーの特徴を検知し、最適なポジションをセットすることで車の持つ性能を極力高め、燃費とガスを抑え、環境汚染に貢献する学習装置はEUでは早くから導入されてきました。

今回の症状は精度の高いプログラムによりポジションの選択が難しかったか、あるいは拒否反応だったかもしれません。全く生き物ですね。

では、どんな運転操作でそうなるかというと、たぶんプログラムにない扱い方ということでしょうか、同乗してみるとよくわかりますね。

ベテランメカ


こんな時代もありました


11月も半ばに入り北海道の平地では初雪も降り寒さも増してきましたがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

先日通勤途中で信号待ちしていたら左脇に1台の原付バイクが停車してよく見たらなんと37年前に発売されたホンダモトコンポでした。(なつかしい~!(^^)!)

ネクストリバティコーポレーションより引用

これは1981年に世界発2輪と4輪を同時開発して売られたものでホンダ・シティとのパッケージとしてCMも流れていました。なんといっても折りたたんで車に積み込みができるのが最大の特徴です。

今は様々な規制等があってこのような車種が流通しなくなりましたが今も現役バリバリで活躍してるのを見てとても感動しました。

いつの時代も物を大事にする大切さを思い出させてくれたこの車種に感謝し今後も様々な情報を提供をしてまいります。2輪車はほとんどが冬じまいになり4輪車はタイヤ交換の時期になりました。冬用タイヤ交換も活発化してきましたので早目の交換おすすめいたします。

サービス クドウA

 


車内で100V


  こんにちは。だんだん寒くなってまいりました。  タイヤ交換の準備はお早めに。

 今回は私があまり見たことのない部品の故障だったので、お知らせしたいとおもいます。

 今回修理で入庫した車は移動販売車。出先で商品を販売するため、車の電気いがいにも、家庭用の100Vを使用できるように、車の12Vから100Vに変換するインバーター、あと燃料を使用して100Vを使えるようにする発電機が搭載されていした。

 今回の不具合は、発電機で起きた電気が室内の一部のコンセントにきておらず、使用できないというものでした。  車両の点検を進めていきます。この車には家庭にあるブレーカーのついてる配電盤もついていて、そこの配線やブレーカーを点検していきました。 ですが蛍光灯や換気扇などすべてが動かない訳ではありませんでした。

 そこで電気の来ていないコンセントを分解して配線をたどっていきました。するとそこにはないやら、私のあまり見たことのない物体が・・・そこについていたのはダウントランス(変圧器)なるものでした。 調べていくとこ部品の役割は発電機で起きた電圧を100Vに変換するものでした。

 配線を点検して電圧を調べていくと、発電機からは約120Vの電気が発電されていましたが、このまま電化製品をつかうと故障の原因になってしまうので、ダウントランスで100Vにしてやるのですが、100Vが出力されてませんでした。新品を注文して交換になりました。

 キャンピングカーもそうですが、車内で家電製品を使うことが多いです。いろいろな方法があるなと、改めて勉強になりました。サービスShimotomaiでした。


ラジコン草刈機修理です。


今回はクボタラジコン草刈機AMX-7の走行不調での修理入庫です。

ラジコン操作時に送信機で前進していると左右旋回レバーを操作していなくても車両が勝手に蛇行するということでした。早速試運転してみると確かに勝手に車両が右に旋回していきます。舵を切っているというより右側のキャタピラにブレーキが、かかっているようです。機械的な故障であれば何とかなるかなと思っていましたが、ラジコン関係の電気系であればちょっと面倒になると思いながらも点検の開始です。症状をじっくりと観察すると症状が出ているときはモニターの傾斜角度が、平坦地にかかわらず左45度以上傾いていることになっています。

この車種は傾斜地を走行中は下側に下がっていかない用左右のキャタピラーに回転差をつけまっすぐに走行させるようにコンピューターが制御するしくみです。そこで回転差を感知するセンサー類の点検です。右側スピードセンサーは異常ありませんでした。次は傾斜センサーを確認したところ配線がすれ断線しかかってあるところを発見配線修理でカップラーを繋げエンジン始動しモニターを確認したところ無事平坦地で水平点を示していました。

文章で書くとすぐに治ったように感じますが産業機械は自動車と違いメーカーのサービスマニュアルがなかなか手に入りません。症状を確認し可能性があるところを根気よく確認しひとつひとつつぶしていった結果です。今回はなかなかてがかかりました。治ってよかった。無事お客様に納車できます。ちなみに傾斜センサーはこれです。

これが車両の傾きを感知しています。草刈機もラジコンで作業する時代なんです。自分たちもまだまで勉強が必要です。

                                                                                                                  サービス課 kawasaki

 

 

 


トヨタ スープラに続いて、セリカとMR-2も復活!?


みなさまこんにちわ~。。11月に入り、夜はとても寒くなってきましたね~。。10度を切る日が多くなりました。みなさま、タイヤ交換はお済でしょうか?来月には雪も降りそうな感じがしますよね。タイヤ交換はお早めに。

ということで、今回はスープラ再販に続き、セリカ、MR2も復活するという記事も見つけましたので、紹介します。

こちらがコンセプトになっている新型セリカ?らしいです。

かつてトヨタが販売していた、2ドアスポーツクーペ「セリカ」と「MR-2」の復活が現実味を帯びてきました。トヨタのチーフエンジニア・甲斐氏が米「Road & Track」誌のインタビューで言及したようです。

インタビューで同氏は、「スープラを復活させたので、次はセリカとMR-2だ」と語ったようです。トヨタは2017年に「セリカ」の商標登録を完了しているほか、以前にはこの3台を「ザ・スリー・ブラザース」と呼んでおり、かなり実現の可能性が高いと思われます。

 

そこで、新型の予想CGを制作しました。「86」をベースに、より攻撃的、レーシーに仕上げました。フロントは現トヨタの流れをくむ大型グリルに、左右の張り出したフロントフェンダー一体型スカートが迫力感をアップ。また、ライトも3連レンズを縦型デザインにしてシャープな印象を持たせました。サイドもプリウスなどに用いられたキャラクターラインをより派手に、F/Rフェンダーにはボリューム感を与えワイド感を強調。またアンダースカート部分は大きくえぐった吸気口がポイントとなっています。

予想されるパワートレインは、1.8リットルから2.4リットルの直列4気筒水平対向ターボエンジンで、最高出力は250ps程度となるはずです。スープラの発売が押しており、「セリカ」復活が実現するとしても、2020年以降となる見通しです。

また新型「セリカ」は、1986年の「GT-Four」のように4WDを想定しているとも語っています。さらに「86」がスバルとのパートナーシップから誕生したように、販売価格を抑える専用のパフォーマンスカーを生産するために、プラットフォームをはじめ多くのコンポーネントを共有するモデルが必要といいます。

ならば、「86」とプラットフォームを共有するか、BMWと再タッグとなるか興味が持たれるところです。

いいですね~。。最近では旧車が新しく復活するというケースが多く、当時の車好きの人はとてもうれしい情報なのではないかと思います。私も旧車は好きなので今回の噂もとても気になるところです。機会があれば新型スープラなどにも触れることができればな、と思いました!

では、この辺で失礼します。

サービス:はたけやま