最近は天気がよく、気温が高い日が続いていました。そこで夏の暑さで起こるエンジントラブルということで、紹介したいと思います!!
1、エアコンの故障:夏のトラブルで一番多いのがエアコンの故障です。夏にしか使わないため、いざ必要になったときに初めて不具合に気付くというのも理由の一つです。
夏本番になる前に、クーラーの効きをチェックしておくようにしましょう。
エアコントラブルの原因等:よく言われるのはエアコンガスの不足ですが、基本的にはほとんど無くなることはありません。また、劣化するようなものでもありませんので、エアコンガスの充填や交換については、信頼できる整備工場で行うのが安全です。
しかし、古くなるほど部品は劣化していきますので、そこからガスが抜けていくことは十分に考えられます。
自分で補充することもできなくなありませんが、ガスが抜けてしまう原因を究明し、修理しなくてはならないのですから、プロに依頼した方が賢明です。
2、バッテリー上がり:バッテリーは寒さに弱いため、バッテリー上がりのトラブルは冬に起きることが多いのですが、夏に使用するエアコンが電気を大量に消費するため、弱ったバッテリーに大きな負荷をかけてしまい、バッテリー上がりの原因となります。バッテリーの交換時期は使い方や走行距離にもよりますが、2~5年が目安となります。
日常できるメンテナンスはバッテリー液の点検。バッテリー液の補充は誰でも簡単にできますので、不足しないよう整備しておきましょう。
3、オーバーヒート:オーバーヒートの主な原因は冷却水の漏れや詰まりです。
エンジンを十分に冷やすことができずに、冷却水の温度が上がりすぎてしまい、エンジントラブルを起こします。エンジン自体が故障して発生した異常な熱を、冷却水では冷やしきれずにオーバーヒートすることもあります。
オーバーヒートは、水温計の針の振れ方や、警告灯により発見できます。
気が付かずに走行を続けると、ラジエーターキャップから高温の蒸気がでるなど、走行不能になります。
こうなると、エンジンに大きなダメージを与えてしまいますので、夏場のドライブは水温計にも注意を払って走行しましょう。
私たちは熱中症や日射病など、暑い夏特有の病気に気をつけなくてはならないように、車も暑い夏だからこそ発生しやすいトラブルがあります。
定期点検を注意深く行ったり、回数を増やすなどして、トラブルを未然に回避するよう心がけましょう!
サービス:畠山