奥の深い自動車整備士のはなし


 頭痛がひどく病院で診察するが以上が発見出来ず、とりあえず痛み止めの薬を

出されて帰ってきたが、しかし薬が切れるとやはり痛い!

 その苦しみから逃れたく病院を転々とするが、あいにく原因がわからないのである。

友人の勧めでたどり着いた所が「はり」治療でした。その治療のかいがあって

痛みが和らいだのでしたが、なんと原因は肩こりから来る神経の圧迫にあったとの事。

「うっそ~!」と思ったが、治ったから信じるしかないから凄い!

 

考えてみると、車の整備でも良くある現象ですが、エンジン異音と思ったら

タイヤの音だったりと理論では説明のつかない事が沢山、経験が判断するのも

相当ある事に気が付きます。

 

車の進歩はすさまじい、しかしそこに前例の無い故障が発生しますと

特に故障データーの無い整備は大変です。なぜなら車は人間のように

「ここが痛い」と意思表示できないのです。

(異音・振動・異臭・燃費・異常モニター表示)等最新のコンピューター診断機で

捉えきれない故障も数多くあります。

そこは経験と知識とカンが頼りで、悪戦苦闘の世界でもあります。

原因が特定され理論化され説明が出来なければ

再発の危険がある事と、整備する本人の納得が一番大切であると考えます。

 

原因が特定され、いざ部品交換という中でも、交換作業によって起こりえる

オイル、水漏れ、ねじの緩み等の無い様な細心の注意を払い、二次故障が無い様に

作業するのが、そう、プロの仕事です。技術の責任だと言えばカッコいいですが。

その責任が信頼となる様みんな努力しているのです。

Mekanikku

交換屋とか言う不勉強な人に、こんな話いかがですか?

ベテランメカニック


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