改めてあけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します^^
今日は、いすゞエルフDPD再生時間異常について書きたいと思います。
お客様から、DPDランプが点滅したので手動再生したけど、一向に作業完了しないとの事。
そのうちエンジンチェックランプランプも点灯したから点検してとお車を置いていかれました。
お仕事でお使いになる方がほとんどですので、早速テスターを繋ぎ確認。再生時間異常の
故障コードが残っていました。まずは、テスターを使い、強制再生をしてみます。
幸い、走ってきたばかりなので、すぐに強制再生モードになりました。
テスターにて数値を見ていたら、200℃くらいまでは順調に温度が上がりましたが、
その後は、温度が150℃位まで下がってしまい、昇温モードになってしまい
また再生モードになりの繰り返しで一向に触媒の温度が上がりません。
リフトアップして、マフラーの排気漏れを点検し、触媒後ろのエキゾーストブレーキの動きを
確認しようとしたら、腐食で、壊れていました><
これでは、バルブが閉じないので、温度が上がらないです><部品屋さんに確認したら次の日入荷
このエキゾーストブレーキ触媒の前後についていまして、前側は交換してありましたので、
後ろ側だけで良さそうです^^ 部品を取り付け、今まで上手く燃焼させることができてなかったので
ワコーズのディーゼル2を差圧パイプから注入して 30分ほど放置して洗浄剤を浸透させます。
そして、エンジン始動してさらに30分ほどアイドリング暖機します。いよいよ強制再生を
実行します。30分ほど暖機をしてましたが、気温が低いので、すぐには、再生モードには
なりませんでしたが、10分ほどで再生モードになり、交換前とは音が違います^^
温度も200℃をあっという間に超えて530℃位まで上がり、そこからちょっとずつ温度が
上がっていき580℃くらいで無事再生完了^^
走行試運転をして、無事納車する事ができました。走行距離は16万キロほどだったのですが、
どうしても北国だとマフラー関係は、錆びやすいです><なので、いつもと車の調子が違う際は
すぐに点検に入れてくださいね^^ではでは!サービスセキガミでした!