BMW ミニONEエンジンチェックランプ点灯修理です。


今回は、ミニワンがエンジンチェックランプ点灯で入庫しました。点灯するとエンジンの調子が悪くなり信号待ちとかでエンジンが停止するということです、停止した後再始動するとランプは消えておりエンジンの調子はもとに戻っているということでした。まずは故障診断機で、故障コードを確認します。外車の場合は日本車に比べ数多くの故障コードが入っています、その中から今回の症状に該当するコードをある程度推測し、一度全部のコード記録しリセットをかけます。そして再度試運転をしチェックランプが点灯したら診断機で診断をして推測したコードが入っていればOKで絞り込めるのですが、今回症状が出たのが2日目でした、さっそく修理に取り掛かります故障コードである程度予測していたインテーク側VANOSアクチュエーター不良と出ています、いろいろ調べて結果このアクチュエーターは結構悪くなるみたいです、ただ、同じような症状でアクチュエーターを交換しても治らない場合があるみたいで、その場合はエンジンの中でタイミングチェーンの伸び、チェーンガイドの破損などです。ただ機械的な故障なら症状が頻繁に出るはずなので今回はアクチュエーターの不良と判断し交換します。

左側の黄色〇のノズルに丸い穴がいくつも空いているのが分かりますか、この穴がオイルが通るラインになります。右側は新品部品です、穴の部分にメッシュの網がついていて異物が入らない仕組みに変更になっていました。故障例がそれなりにあるみたいなので対策品だと思われます。試運転を2日間こなし症状が出ないことを確認しテスターでも故障コードが記録されていないのを確認、無事納車になりました。

                                 サービスマン川﨑

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。