悪たれエンジン


こんな修理できますか? と営業マンからの相談。
やってみようと入庫したのがデンヨー社のウェルダーでした。

これはエンジンの回転で発電し、その電流で金属を溶接するマシンで
依頼者も長いお付き合いのある鉄工所さんからでした。

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修理内容は、まずエンジンがかからない からでした。
エンジンカバーを開けた途端に
「これはとんでもないことになりそうだ」と霊感が働いた。

それはあちらこちらに分解した痕跡があり、
明らかに誰かの手で苦労した魔の痕跡でもある。
なるほど…これは侮れない、まずは呪文から(ウソ)

①セルを回すが、回りが弱い。 ならばと大容量バッテリーで強引に。

かからない

セルの回転に異常なアンバランスがある……  いやな予感

②プラグがドロドロに汚れている。 交換しセルを回した。

かからない

いろいろな作業でとりあえずかかったが、
バックファイアーとミスファイアーが
爆音を立てて襲いかかる……  とにかく調子が悪い

③このエンジン、タダモノでない。 うかつに動くと命を取られるぞ

腕を組み、ガソリンエンジンの三原則を唱える。
良い混合気 良い圧縮 良い点火
そしたらみえた。
シリンダーヘッドの隙間に黒い物が!
そこに目をつけ、バラすと、判った…魔の正体が!
ガスケットを見ると微妙な圧縮漏れ

ここを直したら、エンジンの調子は最高潮
長い間、喉にトゲが刺さっていたのが取れたみたいに。
このエンジン、涙を流して喜んでいるようだ。
その瞬間エンジンカバーが勝手にバタン!と音を立てて閉まりドッキリ。
この時、悪魔が出て行ったのかも!?

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基本に忠実に。
人の作ったものに直らないものはないと。

 

悪魔祓いメカ


ABSについて


みなさんこんにちは 12月も残すところ一週間となりました!!! 年末の仕事の段取りや、大掃除などでみなさんお忙しいことと思います くれぐれも体には気を付けて、気持ちよく新年を迎えることができるように頑張っていきましょう

さて、今日はタイトルの通りABSについて書こうと思います!

ABSという装置が自動車につくようになり結構年月も経ち、どういうものなのかというのは皆様も知っているかと思います。ちなみに正式名称はアンチロック・ブレーキ・システムといいます

ABS

ABSという装置は、簡単にいうと車輪がロックしてしまうのを防ぎ、スリップ時にも車の操作を可能にする装置という感じになります。ABS非装着の車ですと、凍結した路面で万が一車輪がロックしてスリップしてしまったとき、ハンドルでの操作が効かず、前方に障害物などがあった場合によけることができずぶつかってしまいます

ところが!ABSが装着されている車で同じような状況になった場合には、車輪が完全にロックしてしまうのを防ぎ、ハンドル操作もすることができるので障害物をかわして走行することが可能になるのです!!もちろんその時の車の速度など走行している状況にもよりますが

ABS装着車には、各車輪の車両側にそれぞれのタイヤがいまどのくらいの速度で回転しているかをはかるセンサーがついています これによって、それぞれの車輪がどのくらいの速度で回転しているかをはかり、万が一ロックしてしまっても、コンピューターでコントロールして、ブレーキのロックしてしまった車輪の制動力を弱めて、ロックしない程度の制動力を確保しつつタイヤがしっかり回転してハンドルの操作ができるようにしてくれています

もちろんABSにもデメリットはあります!スリップするような凍結した路面では、逆に制動距離が長くなってしまうのです 先に書いたように、ロックしてしまった車輪の制動力をわざと弱くしているので、実際に車全体での制動力自体はしっかりブレーキが効いている時よりも低くなっていますしかし、個人的にはABSがついていればかわすことが出来ていたかもしれないような事故を考えると、このデメリットよりもはるかにメリットは大きい気がします

まだまだ今年も路面が凍結するような天候にはなっていないですが、いつ自分もスリップして事故に!という状況になるかわからないので、しっかり用心して運転していこうと思います

以上 サービス のぐちでした


AUDI A4


お疲れ様です!

今年も残すとこ残りわずかとなってまいりました

今年も アッという間の一年でした。最後まで事故や怪我に注意して良い年をみなさん迎えましょう

今日の作業紹介は、AUDI A4のタイミングベルト交換になります。

タイミングベルトについては、何度かこのブログで紹介させていただいたと思いますので

説明は今回は省かせていただきます。

久しぶりの外車のタイベル交換となったのですが、

最近の車はタイミングベルトを使っている車両が本当に少なくなったと感じます。

タイミングベルト交換は車両にもよりますが部品代と作業工賃を

あわせると4、5万になってくるのでオーナー様にとっては良い事だと思います

最近の車両はベルトではなくチェーンに代わってきていますのでほぼ交換の必要が

なくなってきていますので車にかかる費用が抑えられてきているのではないかと思います

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作業手順としてまずフロントバンパーを外します。そして次にファンとラジエターを外します。

車の前側を全部外してしまう様なイメージです。

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するとこの様にエンジンの前側がむき出しになるので広々として

作業がとてもしやすくなります

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丸の部分がタイミングベルトになります。同時にテンショナーやウォーターポンなど

ここまで外さなければ交換できないパーツも同時に交換していきます。

国産車でもFバンパーを外したりラジエターを外して

タイベル交換をする車はありますが、ここまエンジンが丸見えになる車はほとんど

無かったと記憶しています。

こういう所が外車と国産車の車の作りの違いというか考え方の違いなのかなと感じます。

タイミングベルトの交換時期の目安として国産車であれば

10万kキロ走行ごとですが外車の場合メーカー車種により大幅に異なります。

よくわからない、また自分の車はタイミングベルトなの??

という方はお気軽にご相談ください

以上サービスマン サカモトでした

 

 

 


日ごろのお手入れ


みなさんこんにちは

12月も中旬となり今年も残すところ15日となりました

気持ちよく新年を迎えられるようにやり残すことがないようにしっかり頑張っていきたいと思います

さて、いきなりですが皆さんは日常点検をされていますか

日常点検とは簡単に言うと車を安全に走行させるためにドライバー自身が行う点検の事です

点検というとなんだか一般の方には難しそうに聞こえるかもしれませんが日常点検はそんなことはありません

点検項目は大きく分けて

(1)冷却水の量やバッテリー等をチェックするエンジンルームの点検

(2)タイヤの状態やランプ類等をチェックする点検

(3)エンジンのかかり具合やワイパーの拭き取り具合等をチェックする点検

と以上3つの分野に分かれています

これらの点検をしっかり行うことでこれからの時季多くなるバッテリーやタイヤのトラブルを未然に防げるかもしれせん

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 さすがに毎日は難しいかもしれませんが定期的に行うことでより安全なカーライフを送れるかと思いますので皆さんも是非、日常点検を意識してみてはいかがでしょうか

                       サービス小坂でした


車は違えど・・・part2


早いもので、もう12月の半ばになりましたね^^ あと半月もあすれば、今年も終わりです^^みなさん今年はどんな一年だったでしょうか?私は特に大きな病気等せず、平凡な一年でしたwどもどもサービスセキガミです今日は、前にも書いた車は違えどのpart2を書きたいと思います^^前回の記事は、燃料ポンプの事でしたが今回は、イグニッションコイルについて書きたいと思います^^このコイルはエンジンを始動する際に、エンジンについてるスパークプラグが火花を飛ばすためについてます。軽自動車だと、3~4本普通車で4本~8本ついてます。今日の記事で書く車は、トヨタの普通車で4本ついてました。さて不具合状況は走行中、エンジンが調子悪くなり、そのまま来店され、点検してみたところアイドリングでも調子が悪く、空ぶかししてみたらボロロロンと4本のうち一本がうまく作動してないのが確定的にあきらかでした。(擬音を文章で表現が難しいです><)さて、まずエンジンはかろうじてかかってる状態なので、ガソリンはエンジンまできてます。なので、スパークプラグを外してみました。↓の写真左が今までついてたやつで右が新品です。

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見た感じ左側が減ってるのは一目瞭然です。(新品が汚れてるのは写真撮影のためにもう一度外しました)さて、このプラグがついてる上にイグニッションコイルがついてます。

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黄色い丸で囲んだのが4本ありますが、これがイグニッションコイルです。今回悪くなったのは、右から2番目のコイルでした。早速部品手配したところ、八戸に在庫有りとのことだったので、お客様の了解を取り、悪くなったコイル一本とプラグを4本手配し、無事完了^^本来なら4本全部交換したい所でしたが、来年には車を取り換えるとの事だったので、一本だけの交換です。このコイルは、形は違いますが、国産ガソリン車ほぼ使ってます^^一昔前はプラグコードとなるものを使ってましたが、技術の進歩は素晴らしいです!今回はトヨタ車でしたが、スズキの軽自動車、ワゴンRやアルト等もこのコイルが悪くなりやすいです。車メーカー等ちがいますが、悪くなる箇所は、ほぼ同じ感じがします。最近は車にもよりますが、社外品もでてますので、昔よりは安くなったと思います。 ではでは、サービスのセキガミでした!