お疲れさまです
季節の変わり目、みなさん体調崩してませんか
今月は当社の決算なので、一年の中でも特に重要な月となっております。
みなさん、ご協力宜しくお願いします。
今日は、エンジン不調点検の紹介です。
今回の車両は、エンジンチェックランプが点灯しており、
以前にイグニッションコイル(プラグに高電圧を流す部品です)を交換させて、
頂いたのですがまたエンジンチェックランプが点灯したとの事で入庫されました。
まずは、故障コードの確認からです。以前と同じ故障コードが残っています。
普段は調子がよく特に異常はないのですが、たまに追い越しをする際、
アクセルを踏み込むとむせるような時があり、そうするとチェックランプが点灯するとの事でした。
そして自分が試運転しても症状が、確認できず。
悩みながら各部を点検していくことに。
プラグを外して焼けぐあいをチェックし、異常無!
次にエンジンの圧縮を点検してみることに。エンジンをクランキングしてみると、
シリンダーより甘い臭いが!この臭いはクーラント!
クーラントのリザーブタンクを見てみると空っぽになっていました。
3週間前位に補充したばかりなのに、空ってことは燃焼室にクーラントが入り込んでいる可能性大です。
他の部分にクーラント漏れがないか点検!漏れ無!
次はヘッドガスケットの点検。ヘッドガスケットについては以前このブログで紹介してますので、過去の
ブログを見てみて下さい!
これはヘッドガスケットの点検に使う工具ですが、 ラジエターに取付けしてラジエター内に燃焼ガスが混ざっていると青い液体が緑色に変色します。
残念ながら変わってしまいました。
お客様には、ヘッドガスケット交換ではなく中古エンジン交換を勧めさせていただきました。
走行キロ数が多かったからなのですが、やはり大きな見積もり金額になってしまいました。
車って車両代も修理代も高いですよね。税金だけでも安くならないかな~
って自分がお客様なら思います!
以上 サービスマン サカモトでした。