こんにちは!!!三月になり、だんだんに暖かい日も増えてきたような気がしますね!!あともう一歩で春です今年の冬は寒い時期が長く感じられた冬だったような気がしますね
さて、先日JB23のジムニーのお客様で4WDに入らないという症状で点検させてもらいました!
症状としては、2WDと4WDの切り替えのスイッチを押すと、メーターの中の4WDのランプはしっかりと点灯するのですが4WDに入らないということでした
正直ジムニーはあんまり詳しくなかったのでサービスマニュアルを見ながら原因を追究していくことに、、、
4WDのスイッチを押すと、トランスファからフロントのデフへの動力がつながり、フロントのハブをロックして4WDに入るのですが、このロックする動作をエンジンが空気を吸う力を利用してフロントのハブをロックするという構造になっています。
この吸う力がある程度の数値に達していることをバキュームスイッチというスイッチで検出して異常がなければ4WDのランプを点灯させる構造になっているので、今回のお客様の車はここに関しては異常はないようです
念のためこのバキュームの配管やホース類から空気を吸ってしまっていないかを確認してみたところ確かに異常ありませんでした。写真のようなゴムのホース類が裂けてしまっていることもあるので要注意です!!!
となると、考えられる原因はハブ本体なのかなぁと思い、ハブを点検すると ビンコでした!片側のハブは空気で吸ってあげるとカチッと作動音がして切り替わるのに対して、もう片方はそれがしませんでした
あとから調べてみると、この仕組みはエアロッキングハブと言って結構故障が多いらしいですね。ジムニー好きなユーザーさんは結構多く、このエアロッキングハブを加工してマニュアルのハブを取り付ける方も結構いるそうです。
いろいろ勉強になった仕事だったなぁと思いました
以上 サービス 野口でした!!