トヨタヴィッツがエンジンチェックランプランプ点灯で入庫しました。
いつも通り診断機を繋いで故障コードを確認すると、カムシャフトオイルコントロールバルブ系の故障コードです。ただ、この故障コードはこのまま信用してはいけません。キロ数を確認し10万キロを超えている、又はオイル交換が定期的になされていなかったなどの場合はコントロールバルブのオイル通路にスラッジが溜まりオイルの流れが悪くそれが影響してこの故障コードが出る場合があります。自社でオイル交換している場合は大体修理履歴で判断できますが、履歴が無い場合はお客様に確認を取るか実際にばらして確認するしかありません。今回はばらしてみました。
御覧の通りスラッジが溜まっています。この場合は部品交換しても、また点灯する確率が高いです。お客様に報告し確認を取ってから部品交換し様子を見てもらう事にしました。一度にエンジン内部を掃除するとゴミが叉詰まる場合があるので徐々に行う事にしました。
取りあえずオイル通路を掃除しました。
サービス課kawasaki