今回の修理はトヨタダイナLPGガス車でエンジン形式が1TRです。
1~2日おいてエンジンを始動しようとすると、セルモーターを2~3回回さないとエンジンが始動しないと言う依頼でした。一度始動してしまえばその後は異状が無いと言う事でした。まずは、症状の確認と思い4時間位おいて始動して見たら若干遅いが問題は無し、1日置いて始動してみたらキュルキュルキュルーブンー明らかに始動に時間がかかります、2日置いて始動したらセル始動1回目ダメ、二回目ダメ、3回目で始動出来ました。明らかに異常が出ています。恐らくどこからかガスが漏れていて始動不良になっていると思いタンクからエンジンまでの配管やつなぎ目などをくまなく石鹸水が入っている霧吹きで吹き付け確認して行きましたが最初は見つけることが出来ませんでしたが根気よく探しているうちにやっと発見、エンジンにガスを噴射するインジェクターを止めているホルダーから若干の漏れを発見、部品交換となりました。
上がホルダーを外したエンジン部分で下がホルダーの外した部品と新品部品です。交換が終わり1日放置してからエンジンを始動して見ると、明らかに始動時間短いこれで症状は改善されました。今回は今はなかなか入庫のないガス車でしたが、無事修理が完了しました。
サービスマンkawasaki