25日にきざん八戸さんで行われたオートガード八戸新年大会で見事サービス課から
2名表彰されました。努力賞に榊君、優秀賞に坂本君が選ばれました
榊君は何事も諦めずに最後までコツコツとやり遂げる姿を評価され、坂本君は日々の
業務に取り組む姿勢と抜群の年間売上成績から選ばれました。全社員の中から選らば
れて大変うれしく思っております
その時の様子はこちら
左が優秀賞の坂本君で真ん中が榊君です
来年もサービス課から表彰者を出せるよう一年間頑張りたいと思いますので是非
ご協力お願いします。
サービス一同
みなさん一年間いけめんメカニックブログを見ていただきありがとうございました
この一年間サービスマンが体験したこと経験し学んだこと色々な事をブログとして
掲載してきました。初めのころはうまく表現できず色々と大先輩の方々から指摘と
ご指導をいただきましたが後半はブログを見て褒められることも出てきて各サービ
スマンもだいぶ成長したな~と思っています
来年も日々起きる事、作業での成功例や失敗例お客様への伝えたい情報などより
解り易くお伝えしていきたいと思いますので来年も等ブログをよろしくお願いします。
サービスマン一同
サービスの大先輩から前回のブログの内容が少し解りにくいと指導を受けました
ので再度ABSの解り易い説明を致します。
ABSの正式名称はアンチロック、ブレーキ、システム
アンチロックとはロックしない事でありこれにブレーキを加えるとロックしないブレーキ
となります。ロックしないブレーキとはいったい何かと言う事になるとややこしいが解
れば簡単です。
ハンドルを握っているドライバーは危険を感知すると本能的にブレーキを踏む、危険
度が増すと(恐怖)更に力強く踏む癖があります。このことでブレーキがロック(固着)
しタイヤの回転を止める為、いきなり回転を止められたタイヤは路面をスキーの様に
滑りだす、次にドライバーはブレーキを踏ん張りハンドルを切って本能的に障害物を
避けようとするがしかし、ロックしたタイヤはハンドルを切った事で直進性を失い車も
バランスを失いスピンしたり横転したりする。この現象の起きる前に一旦ブレーキを
踏み直すとかポンピングすると現象は緩和される
そこでそれを自動システムにしたのがABSであり決してブレーキの利きがどうのこう
のでは無くタイヤをロック寸前で空転させブレーキとハンドルをコントロール可能な状
態を保つ仕組みである。
以上大先輩からの指導を受けての解説でした。みなさん解りましたか
今回の修理はBMWミニのエアバックランプ点灯修理です。数日前から点いたり消えたりを繰り返し、昨日ついに点きっぱなしになったので点検をしてほしいと言うことでした。
車はこちら
そして、異常警告灯はこちら(エンジン始動後数秒で消えるのが正常です)
早速診断テスターを使用して異常箇所を調べてみると助手席サイドエアバック不良と表示されました。しかしこの表示をそのままその部品が悪いと判断するのは危険です
一度故障メモリーをクリアーして見ることにしました。一時的な故障であれば警告灯は消えるはず。また現在まだ故障していれば一旦消えて再度点灯します
結果はすぐにまた点灯しました。現在もまだ故障中と言うことで、ここで故障個所の絞りこみです。サイドエアーバックを本体の部品を疑う前に、経験上外車の場合は配線とかのカップラーの接触不良が多く、まずはそこからの点検です。結果シートの下のカップラーの接触不良でした
黄色のカップラーがエアバックのカップラーです。
シートの場合前後にスライドさせます。特に助手席は運転席よりスライドする回数が多い為(2ドアの場合)、スライドの度に配線が引っ張られ接触不良を起こしたのが原因です。接触不良を修理し再度テスターを繋ぎクリアーすると今度はランプは消えました。やはり原因はカップラーでした
そのほか、弊社でのエアバッグ修理例はコチラ↓
エアバック警告灯が点灯した場合の処置
サービスマンkawasaki
最近の故障事例でエンジンチェックランプ点灯
で修理入庫の多い故障がO2センサー
不良です。これは故障診断機で診断すればすぐに解ります。ですから、みなさんの中
にもこのO2センサーを交換された方がいると思いますので、で
O2センサーて何
の質問にお答えします。
O2センサーとは(正式名はオキシジエンセンサー)排気ガス中の酸素の量を測定し
その情報をコンピューターに送る役目をしています。コンピューターはその情報を基
に燃料の噴射量を決めてインジェクターに噴射指示を出します。ちょっと解りにくいので
要は排気ガスの濃さを計って燃料の噴射時の濃さを調整していると言うことです。
ですから、この部品が故障すると燃料噴射量が調整できなくなりエンジン不調や、燃費
が悪くなると言う症状が現れます。ではなぜ、そうなるのかと言いますとエンジンチェック
ランプが点灯するとコンピューターがセイフティーモードに入り燃料を濃い状態に固定し
てしまうからです(エンジンは燃料が薄い状態より濃い状態のほうが安全だからです)
ここで皆さんにお知らせしたい事があります、実はエンジンチェックランプが点灯していな
くても、このO2センサーの反応が鈍いと言うことがあります。これが故障前の初期段階
です。まずは新品センサーの画像がこちら、グラフの波が細かいですよね。
故障前の不良段階はこちら、グラフの波が荒いですよね

このようにコンピューターに送る信号の量が極端に減り始めますそして知らない間に
なーんか調子が悪いな~とか燃費が前回より悪くなったな^~とか思っているうちに
エンジンチェックランプがピカ~
と点灯すると言う訳です。(この間ガソリンを無駄に
していると言うことです)このO2センサーの不調がチェックランプが点灯する前に解ら
ないの
と言いますと解るんです。最新の故障診断機で診断すると数値とグラフで
今の状態が良く解ります。気になる方是非一度診断を受けてみてください。人が健康
診断を受けて事前に悪い病気が早期発見されるように車も同じですよ
サービスマンkawasaki